新潟の日本酒、山古志米使酒郷越後の蔵元お福酒造の酒蔵見学

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新潟の山古志地区栽培米を原料とする日本酒を醸す、長岡のお福酒造をご紹介します

お福酒造は新潟でも旨味のある日本酒造りをする事で知られる蔵元、山古志地区の棚田栽培米を原料とする郷越後がお奨めです。
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【お福酒造蔵見学記】 - 郷越後の故郷を訪ねて… -
 当店では、H14の暮れからお福酒造(長岡市)の純米吟醸・郷越後(さとえちご)を取扱い始めました。こだわりの酒米を使ったこの銘酒を醸す蔵元は、近代化が進む酒造りの世界にあって、今もなお昔ながらの仕込みを基本としています。
 この逸品をもっともっと好きになる為にも蔵を是非見ておかなくては…と、3月ながら雪降る山道をひた走り、お福酒造へと行ってきました。(H16.3.3撮影 ※作業内容がよりわかり易い様に、一部蔵から提供して頂いた写真を使用しています)

少し重いかもしれませんが、気長にお待ち下さい
−到着!−
@ A B C
 蔵の母屋はかやぶき屋根(A秋撮影)なのですが、痛まないように冬期はシートをかけておく(@)そうです。さて、専務さんの案内で早速行程順に見学です。大吟醸クラスを除き、洗米(B)と蒸米(C)は機械で行います。ここが蔵唯一の機械化された場所だったりします…。

−麹造り−
D E F G
 一番大切な麹造りは、全銘柄昔ながらの蓋麹法です。麹室(D)は関係者以外の入室をお断りする蔵も多いのですが、ご好意で撮影させて頂きました。麹室では人の手で(E)作業が行われます。麹造りは途中何度か「枯らし」と呼ばれる行程(F)で米の水分を徹底的に取り除きます。手に取った麹米(G)は、麹菌がしっかりお米に食い込んでいました。
−ここまでくると、試飲をしたくなりました(笑)−
H I J K
 麹が出来たら、お酒のもとになる酒母造り(H)を行い、これを基にその後本格的な三段仕込みに入ります。小さな蔵なので、仕込タンク(I)は天上まで届きそうなほどです。タンクの上部(J)からは発酵途中の醪の姿が見えました。この後、発酵が完了すると上槽と呼ばれる醪を搾る作業となります。一般酒は機械で行いますが、こだわり銘柄は槽(ふね)を用い、手作業(K)で行います。
−ここまでくると、試飲をしたくなりました(笑)−
L M N O
 槽のそばには、斗ビン(L)で熟成させている大吟醸の原酒がありました。う〜ん、美味しそう…。(笑)それを察した専務さん、他のタンクから大吟醸の原酒(M、N)をきき酒させてくれました。上品な香りながらまだ炭酸ガスの残るこの味わいは、蔵でないと体験できません。役得、役得…。帰り際、蔵の片隅で郷越後のラベルを貼っている(O)パートの女性社員さんを発見しました。手作業なんですね、繁忙期は大変だろうなあ…。

−蔵見学を終えて…−
 まだ取引してから日の浅い私は、この蔵に対して確認したい事がたくさんありました。それを少しでも解消できた事は、ヤッパリ行って良かったなあ…という感じです。特に、見学後に色々思う事を専務さんに質問してみたのですが、乱暴な私の聞き方にも丁寧に答えて頂き、感謝、感謝です。正直に言えば、蔵元は方向性についてまだ迷いがあるように見えるのですが、それが一本芯の通ったものになった時、お福酒造は化けるんじゃないかな…、帰りの車中でそんな風に感じました。

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